3日深夜、北海道湧別町内の国道238号で、道路を塞ぐように歩いていた牛を避けようと停車していた軽乗用車に対し、後ろから進行してきたRVが激突する事故が起きた。軽乗用車は大破炎上し、乗っていた4人が死傷している。
北海道警・遠軽署によると、事故が起きたのは3日の午後11時20分ごろ。湧別町信部内付近の国道238号で、道路を塞ぐように歩いていた数頭の牛を避けるために本線上で停車していた19歳男性が運転する軽乗用車に対し、後ろから進行してきたRVが激突した。
軽乗用車は大破炎上。同乗していた19歳の男女3人は全身を強打して間もなく死亡。運転していた男性も打撲などの軽傷を負った。RVを運転していた55歳の男も打撲の軽傷を負ったが、容態が安定したことから翌4日午後に自動車運転過失致死傷容疑で逮捕している。
現場は片側1車線の直線区間。調べに対して男は「前をよく見ていなかった」、「止まっているクルマに気がつかなかった」などと供述しているようだ。