日本鉄鋼連盟が発表した3月の普通鋼鋼材出荷は、出荷合計は前年同月比7.6%増の816万2000トンと4か月連続で増加した。
国内向けは同2.5%増の574万7000トンで2か月連続プラスとなった。輸出向けは同22.0%増の241万6000トンで9か月連続の増加だった。
また、生産は同2.9%増の767万9000トンで4か月連続プラスとなり、3月としては1980年、1991年に次ぐ過去3番目の高水準を記録した。
3月末のメーカー・問屋在庫は、前月末比7.3%減の610万トンとなった。内訳では、メーカー在庫は同9.5%減の466万4000トンと2か月連続マイナスとなる一方、問屋在庫は同0.6%増の143万6000トンと、3か月ぶりに増加に転じた。