ホンダ、今期は余分な在庫の一掃の年

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ホンダ、今期は余分な在庫の一掃の年
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ホンダの近藤広一副社長は25日の決算会見で、2008年度通期の業績見通しについて「事業は拡大していくが、通年に比べて在庫がたまっている」と述べ、今期に在庫を大きく減らしていくことを明らかにした。

特に在庫が大きく増えているのが北米市場だ。ホンダは07年度、人気車種の『アコード』を強気で生産、ところがサブプライムローン問題に端を発した景気の減退から思うほど販売が伸びなかった。その結果、通常50日分の在庫が10日分以上増えているという。

そのため、今期の北米四輪販売は小売りベースで前期より2万台多い157万台だが、卸売ベースでは153万台と前期より7万台減らす計画にしている。「なんとか在庫を50日未満にしたい」と近藤副社長。文字通り、ホンダの北米事業は今期、“余分な在庫の一掃”がテーマになる。

《山田清志》

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