中央分離帯に衝突、破片が対向車線まで飛び散る 東名

自動車 社会 社会

19日早朝、神奈川県松田町内の東名高速道路上り線で、走行中の普通トラックが中央分離帯の側壁(遮音壁)に衝突する事故が起きた。トラックはこれを突き破り、のり面を滑落。破壊された壁の破片は下り線側に落下し、これを避けようとしたクルマ2台が衝突する2次被害も起きた。

神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは19日の午前6時15分ごろ。松田町松田庶子付近の東名高速道路上り線を走行中の普通トラックが中央分離帯側の側壁に衝突。これを突き破って道路右側のり面に滑落した。

側壁の破片は隣接する下り線・右ルート側に飛び散ったが、これを避けようとした第2車線を走行の軽乗用車が急ハンドルを切って車線変更しようとしたところ、第1車線を走行してきた後続の乗用車と衝突。軽乗用車は弾みで横転しており、この2台に乗っていた7人が打撲などの軽傷。トラックの運転手も軽傷を負っている。

警察ではトラックの漫然運転が衝突の原因とみて、運転者の回復を待って事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース