山陽特殊製鋼、中期計画を策定…2010年度に売上高2000億円

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山陽特殊製鋼は、2008年度から2010年度までの「第7次中期連結経営計画」を策定した。

経営の基本方針では、高品質の特殊鋼の安定的な供給を通じ、需要家の競争力向上に貢献するとともに、利益成長を図り、事業基盤を一層強化して「世界に存在感を示す特殊鋼メーカー」を目指す。

連結経営数値目標は2010年度に売上高2000億円、営業利益200億円、経常利益190億円、当期純利益110億円、総資産2100億円、ROS9.5%、ROE9.2%を目指す。

重点施策では、中国やインドなどの新興市場や資源国など、世界規模でビジネス展開・拡大する需要先のニーズを把握し、高品質な特殊鋼を供給する。また、販売価格を改定して適正なマージン確保や非価格競争力の強化を通じて高度化する需要家のニーズに対応していく。

さらに、堅調な需要に対応するため、ボトルネック解消のための設備投資を行い、月産10万トンの安定的な供給体制を構築する。

《レスポンス編集部》

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