ホンダが発表した1月の四輪車の生産・販売・輸出実績は、世界生産台数が前年同月比7.7%増の34万762台となり、1月として過去最高だった。
国内生産は同3.7%減の10万330台となり、5か月連続でマイナスとなった。輸出が不振だったのが主因だ。
国内販売は同34.5%増の4万4578台と13か月ぶりにプラスとなった。新型『フィット』の販売が好調なのに加え、軽自動車が11か月ぶりにプラスに転じたことから、大幅増となった。
輸出は同8.2%減の6万1293台と、7か月ぶりにマイナスとなった。北米向けが同8.0%とマイナスで、欧州向けが同47.5%減と半減した。アジア向けとその他地域向けは好調だったものの、全体はマイナスだった。
海外生産は同13.3%増の24万432台となり、1月として過去最高だった。北米、欧州、アジアがそれぞれ1月として過去最高で、その他地域を含めてほぼ全地域でプラスとなった。