酒に酔った男、踏切からクルマで線路内に侵入

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1月29日早朝、北海道余市町内にあるJR函館本線の踏切から軽乗用車が線路内に侵入。約50m走行したところで立ち往生する事件が起きた。クルマを運転していた男は酒に酔った状態で、警察では過失往来危険と道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で調べを進めている。

北海道警・余市署によると、事故が起きたのは1月29日の午前5時ごろ。余市町大川町付近のJR函館本線(蘭島 - 余市駅間)の線路上に軽乗用車が侵入・放置されているのを通行人が発見。警察とJR北海道に通報した。

クルマは放置された場所から約50m離れた場所にある踏切から線路内に侵入したとみられており、近くにはこのクルマを運転していたとみられる54歳の男性が座り込んでいた。男性は酒に酔っており、警官の問いかけに対して「間違って入ったら動けなくなった」などと返答したという。

警察では過失往来危険と道交法違反容疑でこの男性から事情を聞いている。この事件の影響により、JR函館本線は普通列車2本が運休。他の列車にも最大で約85分の遅れが生じた。

《石田真一》

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