電子情報技術産業協会は、民生用電子機器の12月出荷金額が前年同月比3.2%増の3771億円となり、7か月連続のプラスとなったと発表した。
分野別に見ると、映像機器は、2846億円、同3.6%増となったが、音声機器は、284億円、同5.2%減と3か月ぶりマイナスとなった。カーAVC機器は、641億円で同5.6%増と5か月連続プラスとなった。
カーAVCのうち、カーオーディオは、カーステレオ(カセット)が同1.7%減と24か月連続マイナスだった。出荷規模の大きいカーCDプレーヤは52万9000台、同1.2%減と2か月連続マイナスだった。
カーカラーテレビは8万9000台で横ばい。カーDVDは2万8000台、同11.2%増と18か月連続プラスとなった。
カーナビゲーションシステムは37万2000台、同8.8%増と14か月連続プラスとなった。ソース別構成比は、HDD他タイプが68.6%、DVD-ROMタイプが31.4%だった。またカーナビゲーションシステムの1 - 12月の累計出荷台数は443万7000台となり、1993年の統計開始以来、14年連続で過去最高を更新した。
ETC車載ユニットは35万2000台、同6.5%増と4か月連続プラスとなった。