三井住友建設は、橋梁の品質向上を目的に、「橋梁高品質化委員会」を新設したと発表した。
橋梁を取り巻く環境の変化に対応して、設計、施工だけでなく、維持管理までの橋の一生を見据えた、品質や性能および機能に関する技術の高度化を目指す委員会を設置した。
高品質インフラ整備の一翼を担う企業としての姿勢を、社員及び社会へ明確に発信するとしている。
委員会は具体的には、橋の品質、性能を決定する要素である材料、設計、施工、維持管理のそれぞれのプロセスで高品質化を図る技術を検討し、必要なものは技術開発する。また、竣工後となる維持管理については、アセットマネジメントをサポートする技術が中心となる。
さらに、今まで自主的におこなってきた橋梁調査の位置づけを社内制度化して明確にするとともに、橋の一生を対象とした三井住友建設独自の橋梁高品質化システムを構築するとしている。