ホンダが発表した2007年12月の四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比5.5%増の29万8824台となり、12月として過去最高だった。
国内生産は同5.7%減の10万9733台となり、4か月連続マイナスだった。国内販売の不振が響いた。
国内販売は同11.1%減の5万6156台と、12か月連続でマイナスとなった。登録車は『フィット』の効果でプラスとなったが、軽自動車が低迷している。
輸出は同3.5%増の6万2921台となり、6か月連続でプラスだった。欧州向けが同45.9%減と半減したが、アジア向けが同73.2%増、北米向けが同21.6%増となるなど、全体を引っ張った。
海外生産は同13.3%増の18万9091台と、12月として過去最高で、29か月連続でプラスとなった。米国は微減だったが、欧州やアジア、その他地域が2ケタの伸び率となった。