東洋エンジニアリング、インドネシアでプロピレン増産プロジェクトを受注

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東洋エンジニアリングは、インドネシア大手エンジニアリング会社のレカヤサと共同で、インドネシア国営石油会社のプルタミナから、バロンガン製油所向けプロピレン増産プロジェクトを受注したと発表した。

プロジェクトは、ジャワ島西部チレボン近郊に位置するバロンガン製油所の流動接触分解装置の排ガスを原料とし、年産17万9000トンのプロピレンを増産するプラントを建設する石油精製・石油化学統合プロジェクト。

プルタミナは、巨額の投資資金が必要な新規石油精製設備の建設に代わり、既存設備の改造によるプロジェクトを検討しており、今回はこの一環となる。また、これまで燃料として利用していた排ガスを石化製品、特に需要の高いプロピレンの原料として利用することで、コストを低減する。

東洋エンジニアリングはバロンガン製油所で2005年に無鉛ガソリンを製造するブルースカイプロジェクトを完成しており、これらの実績が高く評価されたことが今回の受注に結びついたとしている。

《レスポンス編集部》

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