ソリッドグループ、元社長と元副社長を提訴

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ソリッドグループホールディングスは、江川賢記同社元社長、藤嶋啓元副社長に損害賠償を求めて提訴した。江川元社長、藤嶋元副社長ともに、同社の経営を混乱させた責任をとって昨年6月28日に辞任している。

同社によると、江川被告と藤嶋被告が、取締役会でキャッシュマネジメントシステム(CMS)の導入を主導、120億円を親会社だったソリッドアコースティックス(SA)の管理するCMS口座に送金、さらにCMS口座からSAの口座に120億円の貸付をさせた上で、リーマン・ブラザーズ証券に同額の預託を行わせた。さらに、SAのリーマンに対する150億円の債務の担保として預託金120億円の返還請求権に質権を設定させた。

この結果、預託金120億円はSAがリーマンに対する債務について期限の利益を喪失したことで、債務の返済に全額充当された。これによってソリッドグループはSAに対する120億円の預託金返還請求債権の回収が不可能となった。

ソリッドグループは、事の発端となったCMS口座への入金について、取締役が自己や第三者と取引する場合、取締役会で重要な事実を開示・承認を得る必要性を定めた会社法などに違反するとして、両被告に対して10億円の損害賠償を求めている。
《レスポンス編集部》

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