Win『バスドライバー』…動作は軽いが安全運転でね

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Windows用バスドライビングシミュレーター『BUS DRIVER 日本語マニュアル付英語版』(ズー)。内容とは直接の関係はないが、魅力のひとつとなっているのが、「動作が軽い」点だ。

年々、Windows用ゲームはデータ量が増大し、グラフィックのクォリティなどがアップして見栄えが次々とよくなっている。しかし、それだけCPUや3Dグラフィックボードへの負荷も増しており、性能が低いPCではプレーしづらくなるのが現状だ。

しかし、本作は3DCGで描画されているのだが、あまりマシンパワーを必要としないという特徴がある。最低稼働環境は、CPUがPentium IIIの1GHz以上、3Dグラフィックボードは64MB以上というロースペックだ。気軽に遊ぶという点では、ダウンロード販売の入手しやすさに加えて、この動作が軽いという要素は、セールスポイントといえよう。

内容に関しては、レースゲーム感覚が抜けない人にとっては、結構手強いかもしれない。というのも、バスの巨体は加速が鈍い上に最高速も出ないので、ジリジリとさせられてしまうのだ。

しかも、速度が50 - 80km/h程しか出ていないにもかかわらず、止まろうとすると今度は簡単に止まってくれない。前を走る一般車が速度を落としたので慌ててよく見たら、赤信号で信号待ちということがままある。

しかし、まずその時点でブレーキをかけてもまず遅い。焦ってパニックブレーキをしてしまえば、体勢を崩した乗客が悲鳴を上げて大減点。前方の一般車に追突したら、また乗客が悲鳴を上げて大減点。さらに、それでも止まれずに赤信号のまま飛び出してしまえば道交法違反で大減点、というわけである。ただし、本作はいくら減点になっても走り続けることが可能なので、交差点の位置などを覚えやすい。

加速の鈍さや最高速の低さ、邪魔な一般車などに対してイライラせず、いかに自分抑制して、冷静に着実に与えられた役目をこなせるか。ライバルは己自身。BUS DRIVERはプロフェッショナルを体感できる1本なのだ。

《デイビー日高》

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