中国第一の自動車メーカー、国営のFAWグループが、メキシコの銀行チェーン、小売業グループ・エレクトラと合弁事業を開始し、早ければ来年からメキシコ国内及び中南米での車の販売を行うという。
基本的には中国製の車を輸入販売という形を取るが、同時にメキシコ国内のミチョアカンに組み立て工場を建設、年間10万台の生産能力がある規模にする予定。
エレクトラ社の発表によると、中国製の自動車はメキシコ国内及び中南米で現在発売されている競合モデルより、およそ1割安い価格での発売になる、という。販売されるモデルの詳細などは未定だが、メキシコで自動車を販売するメーカーにとっては強大なライバル出現、となるかも知れない。