ひき逃げ男は無免許、無車検、無保険

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今年10月に神奈川県横須賀市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、神奈川県警は15日、朝鮮籍を持つ52歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。逮捕された男は運転免許を取得したことが一度も無く、乗っていたクルマも無保険・無車検だった。

神奈川県警・浦賀署によると、問題の事故は10月20日の午後10時20分ごろ発生した。横須賀市野比1丁目付近の国道134号で、乗用車同士が出会い頭に衝突。このうちの1台が横滑りしながら歩道に乗り上げ、歩いていた20歳の男性をはねた。男性は収容先の病院で間もなく死亡した。

男性をはねたクルマは現場から逃走。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。この結果、朝鮮籍を持つ52歳の男が容疑に関与したと判明。15日までに自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

男は今まで一度も運転免許を取得した経験がなく、事故当時に運転していたクルマも無車検・無保険のものだった。調べに対しては「無免許の発覚を恐れて逃げた」、「クルマの車検が切れていることも承知していた」などと供述。反省している様子はあまり見られないという。

《石田真一》

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