ホンダ、新情報提供システム実証実験…画像や音声で安全運転を支援

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ホンダ、新情報提供システム実証実験…画像や音声で安全運転を支援
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ホンダは、栃木県DSSS(ドライビング・セーフティ・サポート・システム)検討作業部会の実証実験に参画し、11月5日から7日までの3日間、栃木県宇都宮市で公道での公開実証実験に参加すると発表した。

栃木県DSSS検討作業部会は、交通事故の低減を目指すインフラとの協調による安全運転支援システム開発の一環として警察庁が推進し、新交通管理システム協会が主催している。

ホンダは、クルマやバイクに乗っている人だけでなく、他車の乗員や歩行者、自転車なども含めたモビリティ社会で共存することを追求、衝突安全技術に加え、事故を未然に防ぐ「予知予防安全技術」の研究開発を積極的に進めている。

運転者から見えない・見づらい場所の危険(ブラインドスポット)を予知するためには道路インフラとの協調が必要と判断して、プロジェクトに参加する。具体的には、栃木県宇都宮市内の一般道路で、道路に設置された光ビーコンと車載の通信装置を利用し、画像や音声により安全運転を支援する新しい情報提供システムの実証実験を行う。

ホンダはこの実験に、車載器を装備した『オデッセイ』の実験車3台を提供するとともに、実証実験の期間中、栃木県産業技術センター多目的ホールで、DSSS走行デモを疑似体験できる四輪車ドライビングシミュレーターを展示する。

車車間通信や歩車間通信との融合を考慮した無線通信システムの将来的な活用の可能性として、「インフラ協調コンセプトスクーター」と、GPSつき携帯電話インフラを活用したコンセプト電動カート『ITモンパル2』も参考展示する。

《レスポンス編集部》

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