損害保険ジャパンは、損保ジャパンの社会的責任に関する取り組みを紹介するため「CSRコミュニケーションレポート2007」を発行した。
レポートには、気候変動への適応と緩和をはじめとする、CSR「4つの重点課題」を明記したほか、保険金不払いを機に策定した「損保ジャパン再生プラン」に基づく業務改善の進捗状況も掲載した。
レポートは、1998年に国内金融機関として初めて「環境レポート」以来、毎年発行し、今年で10年目となる。
レポートでは、損保ジャパンとして注力すべき「気候変動への適応と緩和」、「安全・安心へのリスクマネジメント」、「CSR金融」、「地域における協働の促進」を巻頭部に明記するとともに、これら重点課題を中心とした取り組みについて、ステークホルダー別に報告をしている。
また、損保ジャパン再生プランに基づく業務改善の進捗状況について、会社施策に関する報告に加えて、現場第一線の社員がどのように変わってきているのかを紹介している。
それぞれの業務を担当する社員自らが、各事業活動のプロセスにCSRの課題をどのように盛り込み、実践しているのかという観点で掲載している。
レポートは第3者意見として、2001年から引き続き、「人と組織と地球のための国際研究所」の川北秀人代表に執筆を依頼し、関連部署に対するヒアリングも直接実施してもらった。