日本精工、ギアシフト用アクチェータを開発…船外機のバイワイヤ化

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日本精工、ギアシフト用アクチェータを開発…船外機のバイワイヤ化
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日本精工は、高効率ボールねじを採用することで大きなギアシフト力と速い応答性を両立した、船外機のギアシフト用アクチュエータを開発し、市販品として世界最大出力である350馬力の船外機に採用されたと発表した。

大型ボートの操船では、軽く快適な操作性と高い信頼性を両立するために、バイワイヤ化のニーズが高まっている。また、大型ボートの動力はエンジンが船内に設置されている船内機などが主流だったが、据え付けやメンテナンス性能が高く、船内スペースが広く確保できる船外機が注目されており、船外機の高出力化が進んでいる。

同社は、バイワイヤ化と高出力化のニーズに対応するため、高効率ボールねじと密封構造を採用し、高出力で耐特殊環境性を備えるギアシフト用アクチュエータを開発した。

変換効率90%のボールねじを採用し、アクチュエータのエネルギーロスを最小に抑えることで高速・高出力を実現し、世界最大出力の船外機でもスムースなギアシフトを可能にした。

《レスポンス編集部》

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