緊急走行のパトカー、安全確認を怠り衝突事故

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1日未明、兵庫県姫路市内の市道で、事件発生の通報を受けて緊急走行していた兵庫県警・姫路署のパトカーとワゴン車が交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故により、ワゴン車を運転していた男性が軽傷を負っている。

同署によると、事故が起きたのは1日の午前1時10分ごろ。姫路市白銀町付近の市道で、JR姫路駅前付近で発生した公務執行妨害事件の現場に向かって緊急走行していた同署・交通2課のパトカーと、24歳の男性が運転するワゴン車が交差点中央部で出会い頭に衝突した。

パトカーはワゴン車の側面部に衝突。双方のクルマは小破し、ワゴン車を運転していた男性が右肩を打撲する軽傷を負った。パトカーに乗っていた警官2人にケガは無かった。

現場は見通しの良い交差点。当時はワゴン車側の信号が青で、パトカーはサイレンと赤色灯を使用した状態で赤信号の交差点に進入したという。警察では運転していた53歳の巡査部長の安全確認に怠りがあったものとみて、業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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