10日朝、大分県大分市内の県道バイパスで、走行中のワゴン車が路外に逸脱。そのまま約5m下の道路工事現場に転落する事故が起きた。クルマは泥地にタイヤから着地。車体の一部は壊れたが、運転していた男性は無傷だった。
大分県警・大分南署によると、事故が起きたのは10日の午前8時15分ごろ。大分市中尾付近の県道バイパスで、62歳の男性が運転するワゴン車が路外に逸脱。そのまま歩道に乗り上げてさらに走り、最終的には道路から約5m下にある道路工事の現場に転落した。
クルマは道路から飛び出し、そのままタイヤから着地。落ちた場所が泥地であり、衝突時の衝撃を地面とタイヤが吸収したのか、車体には大きな損傷は生じなかった。運転していた男性にケガはなく、無事だった。
現場は片側1車線の緩やかなカーブ。右折待ちのクルマが停止したため、直後にいた男性のクルマは衝突を避けようとハンドルを切ったが、直後にスリップ。その勢いを保ったまま路外に落ちていったという