マツダがジュネーブモーターショーで発表した『葉風』(ハカゼ)は昨年のLAオートショーから始まったマツダのデザインコンセプトカー『流=Nagare』シリーズ第3作となるモデル。フランクフルト近郊にあるマツダ欧州デザインセンターが制作を担当した。
デザイン本部の林浩一副本部長によると『葉風』は、「ヨーロッパの人達からクロスオーバー的な使い方をしたいという要望があり、今回はコンパクトSUV風に創り上げました」と言う。
全長は『マツダ3』(日本名『アクセラ』)ハッチバックとほぼ同寸の4420mm。車幅はプラス135mmの1890mmで、全高は95mmアップの1560mmとボディはコンパクトに収まっている。エンジンは「MZR」2.3リッターDISIターボで、電子制御の6速ATとアクティブ・トルクコントールカップリング4WDシステムが組み合わせられる。