飲酒検問からバックで逃走

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11月29日未明、兵庫県加古川市内の市道で、飲酒検問から逃れようとした乗用車が約100mに渡ってバックで走行。ハンドル操作を誤って民家敷地内に突っ込む珍しい事故が起きた。警察ではこのクルマを運転していた男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

兵庫県警・加古川署によると、事件が起きたのは11月29日の午前1時30分ごろ。同署が加古川市平岡町新在家付近の市道で飲酒検問を実施していたところ、1台の乗用車が検問の手前でこれを避けるように急停車した。

これを不審に思った署員が近づくと、クルマはその場からバックで逃走。そのまま約100mを走り抜けた。署員はこれを走って追いかけたが、クルマを運転していた男は慌てたのかハンドル操作を誤り、民家敷地内のガレージに突っ込んで立ち往生した。

このクルマを運転していた29歳の男からは、呼気1リットルあたり0.25ミリグラムのアルコール分を検出。警察は男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。調べに対し、男は「飲酒運転で捕まるのが嫌だった」などと話している。

《石田真一》

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