日産ディーゼルの通期連結決算、大幅減益を予想…規制特需一巡と資材費高騰

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日産ディーゼル工業は、2007年3月期通期の連結決算業績で、当期純利益が前年同期比47%減の155億円と大幅減益となる業績見通しを発表した。
 
国内販売はディーゼル排出ガス規制特需の一巡で、同7.1%減の1万8339台と低迷する見通しだが、海外販売は同5.9%増の21万4000台と増える見通し。
 
このため、売上高は同1%増の4870億円の見通し。収益面では、売上高の増加で1億円の増益効果があるものの、資材費高騰で38億円、開発費の増加で8億円、営業費用の増加で23億円の減益要因があり、営業利益は同19%減の270億円にとどまる見通し。
 
当期純利益では、さらに法人税などで44億円、その他20億円の減益効果で、最終利益は前年同期と比べて半減する見通し。

《レスポンス編集部》

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