トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、新型『オーリス』の発表会見で、欧州市場向けのオーリスについて「現在、欧州の2カ所の工場で生産する計画を進めている」と述べた。
渡辺社長は生産する工場の場所については「今はまだ申し上げられない」と明かさなかったものの、『カローラ』を生産している英国工場とトルコ工場で生産する見込み。
オーリスは、欧州で年間18万台程度の販売台数を見込む量販モデルとなるため、現地生産する。工場を2カ所に分けることについて同社の幹部は「欧州は広域なことから、物流面と、現在の工場の生産能力、リスク分散などを総合的に勘案して決めた」としている。