【ダイハツ ムーヴ 新型発表】プラスアルファ

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毎月数万台が販売される軽自動車界のなかで、牽引役を果たしているダイハツ『ムーヴ』が3代目へと進化。実用性を重視、決められたスペースのなかでの効率を追求してきた先代までと打って変わって、プラスアルファの味付けがされている点に注目だ。

今回の最大のトピックスは、とにかく基本コンポーネントの大部分が新開発されているということ。プラットフォームも新たにされており、まず見ただけで気が付くのが、ロングホイールベース。商品開発を担当した猪鼻崇氏によれば「タイヤを四隅にできるだけ追いやることで、先代よりもホイールベースは100mmも拡大できました」。これはなんと「『ソニカ』以上です」という。

この結果、室内スペースを拡大することができ、また操安性も大いに向上している。「さらにエンジンもコンパクトになっているので、エンジンルームを小さくでき、これもパッケージングに有利に働いています」とのこと。車内に一歩足を踏み入れただけで、「これは広い」と唸ってしまうほどだ。

ただし注意したいのは、ただ広いのではないということ。ひたすらスペースだけを追求すれば『タント』になってしまうわけで、「ムーヴの場合は、ある程度余裕を持たせたところで、デザイン性の向上にそのぶんのマージンを当てていいます」と猪鼻氏。

最近の軽にありがちな「スペース効率優先で角張ってます感」はなく、欧州車的ともいえるなだらかな曲線を取り入れたモノフォルムを実現できているわけだ。これは今までの軽自動車の概念を覆すといってもいいかもしれない。

《近藤暁史》

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