富士通テンの子会社でタイにある富士通テンタイランドと中国の富士通テン無錫は、自動車産業の品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO/TS16949:2002」の認証を、それぞれ取得したと発表した。
両社の取得により、富士通テングループは国内外9カ所すべての生産拠点で認証を取得したことになる。
ISO/TS16949は、欧米の自動車メーカーが中心となってISO9001:2000とQS-9000:1998をベースに制定した国際品質マネジメントシステム規格。各国が個別に運用していた規格を統合したもので、全自動車産業に共通する初めての統一規格として急速に普及している。
世界の多くの自動車メーカーから部品メーカーなどのサプライヤーに対し認証の取得が求められている。
同社ではグループで認証取得後も引き続き、「お客様第一」「品質向上」の品質方針に基づき、世界レベルの品質マネジメントシステムの維持・向上に努め、より一層の「お客様満足向上」を目指す、としている。