駐車監視員を威嚇した男、公務執行妨害で逮捕

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大阪府警は2日、民間の駐車監視員による駐車違反の取り締まりを妨害し、威嚇するような行動を取ったとして、41歳の男を公務執行妨害の容疑で逮捕した。駐車監視員にケガはなく、男は「暴行する意図は無かった」と供述しているという。

大阪府警・住之江署によると、事件が起きたのは6月30日の午後1時35分ごろ。大阪市住之江区新北島1丁目付近の府道で、警察から委託を受けた民間の駐車監視員が違反車両の取り締まりを行っていたところ、近くのビルから男が飛び出してきて、監視員に対して難癖を付け始めた。

男は「お前らをどついたら公務執行妨害になるんやろ?」などと威嚇しながら、近くに駐輪されていた自転車を蹴り倒し、これを制止しようとする監視員に拳を突き出しながら「ジャマだ、ジャマだ」と押しのけ、クルマに乗り込んでその場を立ち去った。すでに標章は取り付けられていたという。

警察では「監視員の職務を妨害した」と判断。クルマの所有者である41歳の男を公務執行妨害で逮捕した。調べに対し、当初この男は「クルマは他人に貸していた」と供述。しかし、監視員が妨害を行った本人と認めてからは供述を一変。「暴行を加える意図はなかった」などと話し出したようだ。

《石田真一》

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