交通事故による経済的損失額は年間3兆3795億円

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日本損害保険協会はこのほど、交通事故を経済的損失の観点から捉えた統計集「自動車保険データにみる交通事故の実態」の最新版(04年4月−05年3月)を作成した。

それによると、交通事故による経済的損失額は3兆3795億円にのぼり、その内訳は人身損失額が1兆5976億円、物的損失額が1兆7819億円。この額は、大阪府の予算額3兆1229億円(06年度当初一般会計)を上回る巨額な数字だ。

また、事故類型別の被害者数の構成割合については、最も被害者数の多い事故類型は追突で、全体の約38%にのぼっているが、加齢とともに低くなる傾向がある。反対に、出会い頭衝突は加齢とともに高くなっている。

交通事故は経済的損失も大きいので、クルマを運転するときは安全運転に心がけよう。

《山田清志》

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