ホンダは、『シビックハイブリッド』よりも低価格のハイブリッド専用モデルを開発し、2009年に市場投入すると発表した。世界で年間20万台の販売を見込んだハイブリッドカーとなる。
量販モデルのハイブリッド専用車で、市販されているのは、トヨタ自動車の『プリウス』だけ。ホンダは低価格でこれに対抗する。
同社は現在、ハイブリッドカーとして『インサイト』、『アコード・ハイブリッド』、『シビック・ハイブリッド』を生産・販売している。新型のハイブリッドカーは、ホンダの量産モデルとして初めてハイブリッド専用車となる。インサイトもハイブリッド専用車だが、“量販”と言えるかは論が分かれるところ。
ハイブリッド専用車は小型モデルで、燃費技術の向上と大幅なコストダウンで、シビックハイブリッドよりも低価格なモデルとなる。
生産はハイブリッドユニットを含めて鈴鹿製作所で行い、2009年から市販する。北米で10万台を含め全世界で年間20万台の販売を見込んでいる。