多重衝突事故を誘発した泥酔者、18km逃走

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1日未明、茨城県小美玉市内の常磐自動車道下り線で乗用車5台による多重衝突事故が発生した。この事故で7人が軽傷を負ったが、事故の発端となったクルマは現場にタイヤ1本を残したまま約18km逃走した。警察では翌日までに36歳の男を逮捕している。

茨城県警・高速隊によると、事故が起きたのは1日の午前3時20分ごろ。小美玉市大笹付近の常磐自動車道下り線で、33歳の男性が運転する乗用車に対し、後ろから猛スピードで走ってきた乗用車が激突した。

追突してきたクルマは左前輪のタイヤを脱落させたまま逃走。男性のクルマは停止しようとしたが、避けきれなかった後続車2台がさらに追突。また、別のクルマが本線上に脱落していた逃走車両のタイヤに乗り上げるなど、車両5台が関係する多重衝突事故となった。男性のクルマは大破炎上したが、直前に脱出。一連の事故で男性を含めて7人が打撲などの軽傷を負った。

追突してきたクルマはそのまま岩間インターチェンジの料金所を強引に突破。事故現場から約18km離れた水戸市内の国道6号に無人のまま放置されているのが発見されている。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。このクルマを所有する人物から事情を聞いていたところ、事故当時は知人の男にクルマを貸していたことが判明した。このため、クルマを借りていたとされる36歳の男からも事情を聞いていたが、男は「酒を飲んで帰宅する途中で事故を起こした」と供述したことから、業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

事故当時、男は泥酔状態だったとみられているが、事故を起こしたクルマを放置した後には、近くの駐車場に置いていた自分のクルマに乗り換えて帰宅したという。警察では男が飲酒運転を隠蔽する目的で逃走したとみて、厳しく追及する方針だ。
《石田真一》

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