バイクと電柱に当て逃げの男を逮捕

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1月28日未明、京都府京都市山科区内の市道で、バイクで走行していた男性がクルマに当て逃げされ、意識不明の重体となる事故が起きた。クルマを運転していた24歳の男は1月29日に逮捕されており、警察では飲酒運転の可能性も視野に入れ、捜査を行っている。

京都府警・山科署によると、事故が起きたのは1月28日の午前4時50分ごろ。京都市山科区日ノ岡ホッパラ町付近の市道で、転倒したバイクの近くに頭から血を流した男性が倒れているのを通行人が発見。警察に通報した。男性は近くの病院に収容されたが、意識不明の重体。後に同区内に住む34歳の男性であったことが所持品などから判明している。

事故の目撃者は男性を発見する直前、乗用車が電柱に衝突して走り去るのも目撃しており、警察ではこのクルマが男性のバイクに当て逃げしたと判断。周辺の捜索を実施したところ、京都市左京区内の時間貸し駐車場から容疑車両とみられるクルマを発見していた。

所有者から事情を聞こうと行方を追っていたところ、翌29日に24歳の男が出頭。当て逃げ容疑を大筋で認めたため、業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕している。男は「怖くなって逃げた」などと話しているが、事件発生から出頭までに24時間以上の空白があることから、事故当時に飲酒運転だった可能性も考えられるとして、男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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