畑に転落、さらに暴走…3人死傷

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8日未明、栃木県大平町内の町道で、路外に乗用車が逸脱して横転する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた3人のうち2人が死亡。1人が重傷を負っている。

栃木県警・栃木署によると、警察が事故の発生を認知したのは8日の午前0時40分ごろ。大平町西山田付近に住む住人から「町道にクルマの部品のようなものが散乱している」との110番通報が寄せられた。現場に急行した同署員が道路に散乱する部品と、なぎ倒されたガードレールを確認。周囲をさらに調べたところ、道路から約1m下の畑に転落しているクルマを発見した。

クルマは大破しており、助手席と後部座席に同乗していた18歳の男性2人は病院に収容されたが、頭部強打が原因で死亡。クルマを運転していた18歳の男性も全身打撲で重体となっている。

現場は緩やかな左カーブ。クルマは道路左側のガードレールを突き破って畑に転落。そのまま約30m畑を走り、最終的には横転したとみられている。警察では著しい速度超過が原因ではないかと推測している。運転していた男性は昨秋に免許を取得したばかりだった。

《石田真一》

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