【トヨタ ラクティス 詳報】ウリは走りとスタイル

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多くの販売台数を記録した『ファンカーゴ』の後継モデルとして登場した『ラクティス』。決して失敗ではなかったファンカーゴの名前を残さず、ラクティスが登場した背景はどうなっていたのだろうか。ラクティスのチーフエンジニア多田哲哉さんに話を聞いた。

「このクラスはユーザーのニーズが変わりやすく、単なるフルモデルチェンジではダメだと思い、車名やコンセプトから変更しました。ラクティスではハコ型のボディから脱却し、その上で走りも諦めないハイトワゴンを作りたいと思いました」

「走りに関しては専用に新開発した16インチタイヤを全車に装着し、1.5リッターも1.3リッターもFF車にはCVTを採用しています。そして1.5リッターでは7速スポーツシーケンシャルシフトマチックやパドルシフトを採用しています。CVTはレスポンスにこだわり、電子スロットルと協調制御することで、CVTの遅れをスロットルでカバーするなど、スポーティに走れるセッティングを施しています」とコメント。

実際にラクティスに乗ってみると確かにファンカーゴとは違うフィーリングを見せてくれた。タイヤは16インチと大径だが、乗り心地は悪くはなく、コンパクトカーにマッチした柔軟なセッティングだ。

タイヤサイズは175/60R16と、直径は大きいものの意外に細い。そのため、もっと早くタイヤが音を上げてしまうかと思ったが、意外に粘ってくれるので安心して走ることができる。

ラクティスの走りの方向性は、確かにファンカーゴの時よりもスポーティに仕上がっており、乗り心地の質感も高められている。走りに関しては、多田さんの狙いは達成されているようだった。(つづく)

《岡島裕二》

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