日産ディーゼル、08年度に利益率8%の新中期計画

自動車 ビジネス 企業動向

日産ディーゼル工業は15日、2006年度からの新3カ年中期経営計画「Plan for Vision」を発表した。得意の大型トラックの国内販売シェアを最終年の08年度には30%と、トップクラスを目指す。

08年度の連結業績の目標は売上高が6000億円、営業利益率は8%(額で480億円)を掲げている。

また、日産自動車の中期計画でも採用されている投下資本利益率(ROIC)については同年度に15%を目指していく。営業利益率はスウェーデンの大手で好業績をあげている「スカニア社のレベルを目標にする」(仲村巖社長)という。

前提とする普通トラックの国内市場は06年度が10万5000台、08年度が8万1000台と、今年度の予測(約11万2000台)から縮小するが、大型車の国内拡販と中国の合弁会社「東風日産ディーゼル」などによる海外の市場開拓にも力を入れる方針。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集