オートバイ販売店が中心となって組織する「全国オートバイ組合連合会」(=AJ/吉田純一会長)の第2回総会が10日、関係者約200人を集め、都内のホテルで開催された。
逢沢一郎幹事長代理、衛藤征士郎行革推進本部長、保坂三蔵前経産副大臣ら自民党国会議員15人のほか、同党オートバイ議連会長で高速道路二人乗りを推進した小里貞利前代議士も壇上に立った。
現役ライダーでもある小里貞利氏は「議員生活を振り返り、バイクを主役にして政治家最終章を本にまとめている最中です」と、総会を沸かせた。
同会は、独立系販売店を中心として2004年4月に発足した。832社が参加する唯一の販売店組合全国組織だ。中古車の査定を行う「AJオートバイ査定士制度」で取引金額の中立的な適正化を推進する一方、レスキューサービスの付属した独自クレジットカードを発行するなどの活動を行っている。また、首都圏で開始されたETC一般モニターの車載器取り付け業務も引き受けている。
吉田会長は「駐車場問題や盗難などバイク環境には難問が山積している。それらを解決しながら業界を代表できる団体に成長したい」と、意気込む。