街路樹700mをなぎ倒した男を逮捕

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9月下旬、広島県竹原市内の国道432号線で、故意に歩道に乗り上げたとみられるクルマが街路樹を約700mに渡ってなぎ倒した事件について、広島県警は3日、同市内に在住する21歳の男を器物損壊容疑で逮捕した。

広島県警・竹原署によると、警察が事件を認知したのは9月27日の午前9時ごろ。竹原市下野町から同竹原町までの国道432号線で、歩道に植えられた街路樹が約700mの区間でなぎ倒されているのを市民が発見。警察に届け出た。

歩道には乗用車が乗り入れたとみられる痕跡が残り、周囲には部品も散乱していた。事故などの偶発的な歩道乗り上げではなく、執拗に街路樹を破壊したとしか思えない走り方もしていると推測できたため、警察では「故意による犯行」と断定。被害総額は120万円に達することから、悪質な器物損壊事件として捜査を開始した。

警察では現場に落ちていた部品から車種を特定するととものに、同型車の修理を依頼していた21歳の男がいることを突き止め、任意での聴取を行ったところ、容疑を大筋で認めたために緊急逮捕した。男は「友人とのいざこざがあり、むしゃくしゃしてやった」などと話しているという。

《石田真一》

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