北海道警は16日、恒常的に無免許運転を繰り返していた14歳の少年を道路交通法違反(無免許運転)で。この少年にクルマの運転を行うよう指示していた36歳の母親も同法違反(無免許運転幇助)で現行犯逮捕した。
北海道警・伊達署によると、14歳の少年は16日の午後5時15分ごろ、虻田町高砂町付近の町道で乗用車を運転。同時に逮捕された母親は少年が運転するクルマの後部座席に同乗し、少年に対して運転を指示していた疑いがもたれている。
同署には約1年前からこの親子が無免許運転をしているという通報が相次いでいたが、この日も近隣住民が少年の無免許運転を発見。警察に通報していた。クルマは母親の知人が所有するものだが、実質的に少年が使用していたとみられている。
取り調べに対し、この少年は恒常的な無免許運転の事実を大筋で認めており、母親も「買い物に行くために運転させていた」などと話しているという。