大型トラックと正面衝突したバス、後方に弾き飛ばされる

自動車 社会 社会

8月28日夕方、岩手県岩手町内の国道4号線で、35歳の男性が運転する大型トラックが対向車線側に逸脱。回送中の大型観光バスと正面衝突する事故が起きた。バスは衝突の衝撃で後方に弾き飛ばされ、後続車にも衝突する二次被害を出している。

岩手県警・岩手署によると、事故が起きたのは8月28日の午後6時5分ごろ。岩手町川口付近の国道4号線で、走行中の大型トラックがカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。順走していた回送中の大型観光バスと正面衝突した。バスは衝突の弾みで後方に弾き飛ばされ、後ろを走っていた乗用車にも衝突した。

この事故で大型トラックと観光バスは大破。トラックを運転していた35歳の男性は近くの病院に収容されたが、頭を強打したことが原因で事故から約1時間30分後に死亡。バスを運転していた56歳の男性は両手首の骨や足の骨を折る重傷を負った。後続の乗用車も中破しているが、運転していた70歳の男性にケガは無かった。

現場は片側1車線の緩やかなカーブとなっており、警察ではトラック側がスピードを出しすぎて曲がりきれなかったことが事故の原因ではないかとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース