山間部の国道でカーブ逸脱、4人死傷

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18日、徳島県那賀町内の国道で、対向車線側に逸脱したワゴン車と大型ダンプトラックが正面衝突する事故が起きた。ワゴン車は大破し、乗っていた3人が死亡、1人が重体となっている。

徳島県警・那賀署によると、事故が起きたのは18日の午後9時10分ごろ。那賀町中山付近の国道195号線で、対向車線側に逸脱したワゴン車と、前から来た56歳の男性が運転する大型ダンプトラックが正面衝突した。この衝突によってワゴン車は大破したが、破損の度合いが激しく、乗っていた4人はいずれも一時車内に閉じ込められる状態となった。

消防などが懸命の救出活動に当たったが、後部座席に乗っていた33歳と23歳の男性が全身を強く打って死亡。運転席にいた男性は事故から約2時間後に救出さたれが、現場で死亡が確認されている。また、助手席に座っていた男性も重体で、近くの病院に収容されている。前席の2人は身元がわかっておらず、警察では所持品などから身元につながるものがないかどうかを調べている。

現場となった国道は片側1車線で、緩やかなカーブが連続する山間部の道路。ワゴン車は左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱したとみられているが、現場にはブレーキ痕が残されておらず、警察では居眠り運転の可能性を指摘している。

《石田真一》

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