泥酔運転のクルマ、女子中学生を30m跳ね飛ばす

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7月31日、滋賀県甲良町内の国道307号線で、道路を横断していた自転車に飲酒運転のクルマが衝突する事故が起きた。衝突によって自転車は約30m弾き飛ばされ、15歳の女子中学生2人が死傷している。

滋賀県警・彦根署によると、事故が起きたのは7月31日の午前5時15分ごろ。甲良町金屋付近の国道307号線を自転車に2人乗りした15歳の女子中学生が横断していたところ、減速せずに進行してきた乗用車が自転車に衝突した。自転車は約30m弾き飛ばされ、1人が全身を強く打って死亡。もう1人が腰や足の骨を折る重傷を負った。

クルマを運転していた23歳の男は真っ直ぐ立っていられない泥酔状態で、アルコール検知では呼気1リットルあたり0.6ミリグラムのアルコール分も検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失致死傷容疑でも調べを進めている。

男は居酒屋に勤務しており、警察の調べに対しては「勤務中に店で飲んだ。2-3時間の仮眠を取ったから酒は抜けていると思った」などと話していたという。

《石田真一》

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