19日未明、神奈川県逗子市内の県道で、走行中の軽自動車を金属の塊が直撃。フロントガラスを破壊し、リアガラスまで貫通するという事件が起きた。
神奈川県警・逗子署によると、事件が起きたのは19日の午前4時10分ごろ。逗子市久木4丁目付近の県道を46歳の男性が運転する軽自動車が走行していたところ、突然フロントガラスの中央部が割れ、車内を大きな塊のようなものが突き抜けていった。この物体はリアガラスも貫通している。幸いにも運転していた男性にケガは無かった。
男性は被害を警察に通報。これを受けて駆けつけた同署員が周辺を捜索したところ、長さ約10cm、幅4.5cm、厚さ2.5cm、重さ約1kgの金属塊を発見。これがクルマに当たったものとわかった。
運転していた男性は事情聴取に対して「ガラスが割れる直前に車高の低い黒っぽいクルマとすれちがった」などと話しており、警察ではこのクルマから金属塊が故意に投げ込まれた可能性もあると判断。悪質な器物損壊事件として捜査を開始した。