6月30日午後、岡山県岡山市内のコンビニエンスストアで、50歳の女性が運転する乗用車が暴走。そのまま店内に突入する事故が起きた。雑誌などを陳列する棚の付近が大破し、周辺にいた3人の客がガラス片を浴びるなど軽傷を負っている。
岡山県警・岡山南署によると、事故が起きたのは6月30日の午後12時55分ごろ。岡山市西市付近にあるコンビニエンスストアで、駐車場から発進しようとしていたクルマが暴走。そのまま店内に向かって突っ込んできた。
クルマは雑誌などが陳列された棚付近を直撃。当時は店内に客と従業員を合わせて10人がいたが、このうち2歳の男児を含む3人が逃げる際に転倒したり、ガラスの破片を浴びて切傷を負うなどの軽傷を負った。
警察ではクルマを運転していた50歳の女性から業務上過失傷害と建造物損壊などの容疑で事情を聞いているが、調べに対して「バックで駐車場から出ようと思ったが、その際に入口のポールに接触した。衝突音でパニックになった」などと話しているという。
目撃者は「衝突音がした直後、クルマが突進するように店の中に突っ込んできた」と話しており、警察ではパニックになった女性がアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いとみている。