怪しいクルマが…。ひき逃げスピード解決

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24日未明、神奈川県横浜市青葉区内の市道で、交差点を右折していた原付バイクと、赤信号を無視して直進してきた乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。

バイクを運転していた25歳の男性は死亡し、乗用車はそのまま現場から逃走していたが、事故から約10時間後に35歳の男が逮捕されている。

神奈川県警・青葉署によると、事故が起きたのは24日の午前3時ごろ。

横浜市青葉区黒須田付近の市道交差点で、青信号に従って右折していた25歳男性が運転する原付バイクと、赤信号を無視して進行してきたとみられる乗用車が出会い頭に衝突した。

バイクは衝突の弾みで転倒。男性は路上に投げ出された際に頭を強打し、収容先の病院で死亡している。

乗用車はそのまま逃走したため、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約6時間後に市民から「青葉区あざみ野1丁目付近のマンション駐車場にフロントガラスが不自然に壊れたクルマが止まっている」との通報が市民から寄せられた。

同署員が現場に急行したがクルマはすでに無く、この駐車場の該当区画を契約する35歳の男に任意で事情を聞いたところ、事故への関与を認める供述を行ったため、業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。自動車修理工場に入庫していた車両も押収した。

警察の調べに対し、男はビール中ジョッキ5杯の飲酒も認め、「飲酒運転の発覚を恐れて逃走した」などと供述しているという。

《石田真一》

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