23日、山口県光市内の国道で、21歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱し、34歳の男性が運転する乗用車と衝突する事故が起きた。この事故で逸脱側のクルマに乗車していた3人が死亡。順走側の2人が骨折などで重軽傷を負っている。
山口県警・光署によると、事故が起きたのは23日の午後11時20分ごろ。
光市室積村付近の国道188号線で、横滑りするようにして対向車線に逸脱した21歳男性の運転する乗用車と、順走していた34歳の男性が運転する乗用車が衝突した。順走側のクルマは逸脱してきたクルマの左側面部に突っ込み、双方のクルマは大破している。
この事故で逸脱側のクルマに乗っていた3人が全身を強打するなどして死亡。順走側のクルマに乗っていた2人も足の骨を折るなど、全治1−2カ月の重傷を負っている。
現場は見通しの良い直線道路だが、街灯が無いため深夜は真っ暗となっている。警察では逸脱側のクルマが速度超過を発端としてハンドル操作を誤った可能性が高いとみていて、さらに調べを進めている。