2日、京都府京都市内の府道で、歩道を走行していた自転車に対して乗用車が突っ込み、男性3人が直撃を受けて転倒し、骨折などの重軽傷を負う事故が起きた。
警察ではクルマを運転していた25歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。
京都府警・中立売署によると、事故が起きたのは2日の午前1時ごろ。京都市北区出雲路俵町付近の府道で、同じ大学のサークルのメンバー8人が自転車に乗って帰宅しようとしていたところ、反対側の車線から逸脱してきた乗用車が突っ込んできた。
突っ込んできたクルマはこのうち3人を直撃。3人は近くの病院に収容されたが、このうち2人は鼻や手の骨を折る重傷を。もう1人が打撲などの軽傷を負っている。
警察ではクルマを運転していた25歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕しているが、調べに対して男は「疲れて居眠りをしてしまった。ぶつかった衝撃で目が覚めた」などと供述しているという。
現場は見通しの良い直線道路。乗用車はすれ違う直前に突然向きを変えて突っ込んできたため、避ける時間が無かったらしい。