対面通行のトンネルで正面衝突

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23日、鳥取県江府町内の米子自動車道の三平山トンネル(対面通行区間)で、対向車線側に逸脱した乗用車が順走していた別の乗用車と正面衝突するなど、クルマ3台が関係する多重衝突事故が起きた。

この事故で2人が骨折などの重傷を、5人が打撲などの軽傷を負った。正面衝突した双方のクルマは大破したが、車両火災は起きなかった。

鳥取県警高速隊によると、事故が起きたのは23日の午後3時5分ごろ。

鳥取/岡山県境に位置する米子自動車道・三平山トンネル(対面通行区間)で、鳥取から岡山方面に向かって南進していた30歳男性の運転する乗用車が対向車線に逸脱、順走していた49歳男性の運転する乗用車と正面衝突した。

また、順走していたクルマの直後を走行していた普通トラックが避けきれずに追突。車両3台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で順走側のクルマに乗っていた35歳の男性ら2人が骨折などの重傷。5人が打撲などの軽傷を負った。双方のクルマは大破したが、車両火災に至るようなことはなかった。

警察では逸脱した側のクルマを運転していた男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、現状ではハンドル操作を誤った可能性が高いという。

この事故の影響により、米子道は現場を含む江府インターチェンジ(IC)−蒜山IC間が、上下とも約4時間40分間に渡って通行止めとなった。

《石田真一》

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