2月28日、熊本県熊本市内の国道で、大型トラックの荷台から小麦粉の入った袋が落下する事故があった。落下した量は1.25トンで、路面は約80mに渡って小麦粉が散乱して真っ白になった。
熊本県警・熊本北署によると、事故が起きたのは2月28日の午後3時40分ごろ。熊本市紺屋今町付近の国道3号線で、29歳の男性が運転する大型トラックの荷台から、小麦粉が入った袋が路上に落下した。
落下したのは約50袋(約1.25トン)分で、衝撃で袋が破けて約80mの区間に小麦粉が散乱。まるで雪が降ったかのように白い粉で埋め尽くされた。
小麦は水を使うと固まって除去しにくくなる可能性が高いため、通報を受けて現場に急行した警察官は路面をほうきで掃いて処理したという。人海戦術で作業したが、現場は約2時間に渡って通行止めとなった。
警察ではトラックを運転していた男性から道路交通法違反(転落防止措置義務違反)容疑で、積荷の積載方法などについて事情を聞いている。