リムジンバスが自転車と衝突…死角に入った?

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2月27日、東京都立川市内の交差点で、空港リムジンバスが、7歳の男児が乗った自転車と衝突。男児は全身を強く打って死亡した。警察ではバス運転手を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

警視庁・立川署によると、事故が起きたのは2月27日の午後2時ごろ。立川市高松町3丁目付近の市道交差点で、立川バスが運行する空港リムジンバス(立川発、成田空港行き)が交差点を右折しようとした際、前方の横断歩道を自転車で渡っていた7歳の男児を巻き込んだ。

男児はすぐに近くの病院に収容されたが、全身を強く打っており、間もなく死亡した。警察ではバスを運転していた35歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。男児の死亡後は容疑を同致死に切り替えて捜査を続けている。

事故当時、男児は母親が乗る自転車の後をついて横断歩道を渡っていたという。警察の取り調べに対し、逮捕された運転手の男は「女性(母親)の存在は確認していたが、子供は見えなかった。衝突音がしたときには何が起きたかわからなかった」などと話しているようだ。

警察では男児の自転車が運転席から死角に入っていた可能性もあるとして、同型車両を使った検分も行う方針だ。

《石田真一》

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