21日、滋賀県米原市内の名神高速下り線で、乗用車が本線上でスピンした後、道路左側ののり面に乗り上げて炎上する事故が起きた。警察では男性がスピードを出し過ぎたことが事故の原因とみている。
滋賀県警・高速隊によると、事故が起きたのは21日の午後1時15分ごろ。米原市梓河内付近の名神高速道路下り線で、23歳の男性が運転する乗用車が本線上で突然スピンし、その勢いを保ったまま、道路左側にあるのり面に突っ込んだ。
乗用車はのり面で横転して停止したが、その直後にエンジン付近から出火。クルマ全体が火に包まれた。運転していた男性は車外に脱出し、ケガは無かった。
男性のクルマがスピンした手前には、男性のクルマによるものと思われるブレーキ痕が発見されており、警察では著しい速度超過の状態で走行していた男性のクルマが前走車に行く手を阻まれるなどして急ブレーキを掛けた際、ハンドル操作を誤ってスピン状態となった可能性を指摘している。