ダイムラークライスラー日本は16日、メルセデスベンツの販売でヤナセと新しい契約を締結したと発表した(既報)。新契約に沿って、ヤナセはダイムラークライスラー日本の基準に沿ったメルセデスベンツ専売店に衣替えする。
国内のメルセデスベンツ販売では、ヤナセとメルセデスベンツ専売のシュテルン店があるが、ヤナセは販売最大手でありながら、拠点作りは独自に展開してきた。ダイムラークライスラー日本もヤナセの販売力を重視してヤナセに強硬に専売店化を迫ることもできなかった。
一方でヤナセについては、フォルクスワーゲンの販売再開やBMWの販売開始など、様々な輸入車ブランドを取扱う中で、ヤナセの経営の中心でもあったメルセデスベンツ販売をどう位置付けていくかが注目されていた。
今回新契約を締結することで、事実上ダイムラークライスラー日本の軍門に降ることになった。